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2011/02/25

力の元

これは、食べ終わった根付きネギを植えたもの。こんなに短く切ってしまったのに再生する力はすごい!
細胞が元気に生きているものを頂く美味しさは、自分の1つ1つの細胞に元気を与えてくれる気がしてならない。
明治の頃、食を追及した村井弦斉の「食べ物の原則」を思い出した。
その内容は



<食物の原則>
第一 なるべく新鮮なもの
第二 なるべく生のもの
第三 なるべく天然に近いもの
第四 なるべく寿命の長きもの
第五 なるべく組織の緻密なるもの
第六 なるべく若きもの
第七 なるべく場所に近きもの
第八 なるべく刺激の少なきもの
<料理の原則>
第一 天然の味を失わざること
第二 天然の配合に地下からしむこと
第三 消化と排泄との調和をはかること
第四 五美(味、香、色、形、器の美)をそなうること
<食事法の原則>
第一 飢えをもって食すべきこと
第二 良く咀嚼すべきこと
第三 腹八分目に食すること
第四 天然を標準とすること

彼の晩年は
竪穴住居み、生きた虫など加工しない自然のままのものだけを食べて暮らし、
そのものを食べることが人にとって1番良い=「食」を実践した人。



これはセリ。水だけでどんどん成長したので土に戻し、

大きくなる事を楽しみにしよう。

元気で新鮮な物を食べる事は、体の循環を良くする作用や体温が上がる。
循環が良いと悪いものを出しやすくする。
自然野菜の採りたてをさっと茹でて食べると、全身で美味しいと感じる事があるのだが
この喜びの体感は、忘れることが出来ないしあわせの秘薬を感じる。
新鮮な刺身も無いと落ち着かない。

コンビ二、加工品、はるか遠いものは
この身近な秘薬を感じられないだろうなぁ。


そういえば、スーパーの野菜はほおっておくとあっという間に腐る。
それは、細胞が菌に負けてしまうから。
化学薬品の栄養や農薬で素材が育ち、


・漂白剤
・着色料
・発色剤
・保存料
・殺菌料
・酸化防止剤
・甘味料
・防かび剤
・リン酸
・その他栄養添加系(ビタミン、アミノ酸、ミネラル)など色々


となどが添加される。超無菌状態、栄養減少で栄養添加。
これじゃあ、たべる側は病気や細菌に対して
弱くなっちゃう。


旬の元気な野菜は腐らないで
枯れる萎れる。
この違いはとても大きい。


力の源は内からが基本だ。


精神が元気でも
体が一緒について行かない人は
食べ物が関係している気がしてならない。


家庭から和食が無くなり、伝わるものが無くなり、
企業のペースに翻弄された現代の食の在り方を
変えないと!


まずは発酵の里のイベントに行って見よう。

発酵の里こうざき “お蔵フェスタ” 2011.3.13(日)
町を上げてのイベントらしい面白そうだ。

http://www.teradahonke.co.jp/
http://hakkou.org/




こっちも!
葉山の古民家で開催する
和食を伝える伝わる
「簡単ぬか漬け講座」や「和の薬膳ごはん講座」「味噌作り」の
NPO食べごと研究所に参加しようっ!
http://tabegoto.com/





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